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「もし小林陵侑が飛んでいたら…」打ち切られた“幻の3回目”の真実「日本の関係者全員が『できただろう』と…」船木和喜が感じた“小林の心の叫び”
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byTsutomu Kishimoto/JMPA
posted2026/02/23 17:01
スーパーチームで3回目のジャンプを飛ぶことができなかった小林陵侑
「ルールが改正される動きになるかもしれない」
自身、現役ジャンパーとして、同じ立場に置かれたら、どう感じていたのだろうか。
「ルールはルールなので、従うしかないですよね。『試合を返せ』とは、現場で誰も思っていないでしょうけど、『もう少しできたよね』とも感じるのは無理もありません。今回のことで、ルールが改正される動きになるかもしれない。
そもそも、打ち切りになったとき、順位がどうなるか、現場で誰も分かっていなかったんじゃないでしょうか。小林選手のコメントでも『3回目の1本目まで反映されると思った』という話がありました。二階堂君も、『あれ、どっちなんだろう』みたいな顔をしていましたし、僕も銀メダルなのかな、いや、2人で戦うものだから……みたいに考えながら見ていました」
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現場でもすぐに理解できない。そういう点でも、クリアではない部分もあった。
「だからルールを改正するのなら、早くやってほしい、そんな気持ちです」《つづく》
