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「ピッチに座り込み、14秒間動けなかった」ブライトン三笘薫(28歳)の失望…“悲劇的な失点”、50分後に三笘が記者に告白「なかなか難しいです…」 

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田嶋コウスケ

田嶋コウスケKosuke Tajima

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posted2026/02/04 17:20

「ピッチに座り込み、14秒間動けなかった」ブライトン三笘薫(28歳)の失望…“悲劇的な失点”、50分後に三笘が記者に告白「なかなか難しいです…」<Number Web> photograph by Getty Images

1月31日エバートン戦。終了間際に同点に追いつかれたブライトン。試合終了後、三笘はピッチに座り込む

 以前、ある選手にインタビューした際も、似た言葉を聞いた。プロである以上、ひとつの結果やミスを引きずらない。試合中もそれは同じで、いかに素早く切り替えるかが重要と語っていた。

 たしかに、自分の目の前には次の試合、次のプレーがあるわけで、それに向かって気持ちを切り替える。そこで結果を出せば次に進めると、そのような話だった。試合で結果を掴めなかったときは試合後に落ち込み、反省する。しかし省みるのはその日のみ。三笘もまた、同じ心境なのだろう。翌日から次のハードルに向けて準備を進めるしかない。

「復帰したばかりの時より、よくなった点」

 今回の試合で、三笘は左足首の怪我から復帰後、3試合連続でフル出場となった。

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 前半にはウェルベックにボールを預け、PA内に素早く侵入、リターンパスをトラップしてシュートする場面があった。ボールはわずかに枠外へそれたが、ゴールまでの形はできていた。三笘は「相手GKも良い位置にいて、シュートが難しかった」と振り返る。

 ただPA内に切れ込み、マーカーより前に飛び出したランには、三笘らしい力強さとキレがあった。マンC戦でゴールを決めたように、コンディションが上向いているのは間違いなく、三笘も手応えを口にしている。

「仕掛ける回数は増えていると思う。前節もそうでした。復帰したばかりの時より、その点はいいところですけど、そこまで行けている以上(決めるかどうかは)自分の責任です。やりきれてないところも多いですし、やる以上は(最後のシュートまで)完結しないといけない」

鎌田大地は復帰できるか?

 次節は、日本代表MF鎌田大地の復帰が見込まれているクリスタルパレスとの一戦だ。

 鎌田は12月14日の試合で右太もも裏を負傷。オリバー・グラスナー監督が「8~10週間の離脱」と説明していた通り、ブライトン戦で復帰となれば8週間でピッチに戻ることになる。もちろん三笘からすれば、プレミアリーグでは敵として相まみえるが、日本代表の一員としては、鎌田の復帰は朗報だろう。

 けが人が相次いでいる日本代表の状況について、三笘はこう話している。

「(特にイングランドは)連戦が多く、そこで怪我をしやすくなる。僕自身も怪我を防ごうと思っていても、抱えてしまった。仕方がないところはあるが、防げることもある。最終的に、W杯に全員がしっかりとコンディションを持ってくることが大事だと思います」

 そのダービーマッチで、ブライトンと三笘薫は勝利を掴めるか。そして鎌田との対決は実現するのか。試合は、現地時間8日14時にキックオフだ。

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