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「パウロはサボるときが。とはいえ」人気YouTuberも“ゴールに見放されたMF”も「判断するにはずっと…」J2栃木シティ監督は選手をどう変貌させたか
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田村修一Shuichi Tamura
photograph byTsutomu Kishimoto
posted2026/02/07 06:01
ピッチ内でもネット上でも存在感を放つ田中パウロ淳一。栃木シティの顔を今矢監督はどう見ているのだろうか
「長野が5バックだったので、シャドーの位置から裏に抜けるのは、ある程度パワフルな選手でないと。加藤もパワーはありますが、岡庭の方が得点関与も圧倒的に多い。
監督は観察が大切で、判断を下すにはずっと見てないといけない。森俊貴がそうです。法政大学では左サイドハーフだった。栃木SCでの1、2年目は5点ずつ取って、そこからほとんど取っていない。どうしてなのか。ポジションが変わったのか、求められることが変わったのか、どこなら一番生きるのか……」
単体というより組み合わせが重要なんです
――そこで何を考えましたか。
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「いろいろなポジションで試したけど、器用なのでどこでもある程度はできる。でもスタメンではなくて、9月ぐらいまでほぼベンチでした。
スタメン起用に踏み切ったのはウタカの存在でした。ウタカがトップなら、2列目にはモビリティが必要。森にはそれが圧倒的にあるので、森も一緒に出さないと背後へのチャンスが消えてしまう。10月はウタカとのセットで2~3試合に出て、上位対決も森が結果を引き寄せた。森単体というより組み合わせが重要で、森にはセットであのポジションに嵌るスペックがあった」(以下つづく)
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