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強豪校からは「聞いたことない…」《全国女子駅伝で優勝候補》長野の高校駅伝女王が「無名の公立校」だった頃…部員3人から“2年で全国出場”奇跡のウラ話
posted2026/01/11 06:01
全国女子駅伝で県勢初の優勝を狙う長野チームの主力は高校駅伝女王の長野東高校の現役・OG選手たちだ。そんな強豪校の「まさかの黎明期」とは…?
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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JIJI PRESS
「長野東って、どこ? 聞いたことないんだけど」
2007年12月、長野東高校として出場した初めての全国高校駅伝。3区で待機していた西澤美春の耳に、ある強豪校のランナーがつぶやいた言葉が届いた。
一方で、美春自身も驚いていた。モニターの中では、初出場のはずの自分のチームが、全国の強豪校を相手にエース区間で先頭争いをしていたのだ。
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「1区を終えてエースの(小田切)亜希が区間4位で、もう全然予想していなかった順位で(笑)。しかも2区の1年生も頑張ってくれて、入賞圏内の7位でタスキを持ってきてくれて」
たった3人の部員から始まった「無名校」の挑戦
昨年12月の全国高校駅伝で連覇を果たした長野東高校。1月11日に行われる全国女子駅伝でも優勝候補の一角に挙げられる長野県チームの主要メンバーは、いずれも同校の現役選手およびそのOGである。
いまでは全国有数の強豪校となった長野東だが、19年前の黎明期は「部員3人」からのスタートだった。
2005年、中学3年生の小田切亜希は陸上競技に打ち込む4歳上の姉から「近所の長野東高校に、名指導者が来たみたいだよ」と聞かされる。全中出場経験のあった小田切は「どうせやるなら、駅伝で全国の上位を目指したい」という想いを強く持っていた。
同じく名監督の話を聞いて心を動かされたのが、当時県下で小田切と競っていた西澤千春・美春の双子姉妹だった。美春が振り返る。
「もともと中学が駅伝に力を入れていた学校だったんです。そんな中で、全中駅伝に出られなかった悔しさがあって。とにかく『高校では全国高校駅伝に出たい』という気持ちがすごく強かった」
こうして3人はその時点では「実績ゼロ」だった普通の公立校への進学を決意する。
わずか部員3人からはじまった「無名の公立校」は、その2年後に全国の舞台へと駆け上がっていく。果たしてその黎明期に何があったのか――ゼロから始まったドラマの詳細は、本編で詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
