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「寮のルールを守らないどころか…」青学大が学生を「記録優先」でスカウトしていた頃…原晋監督と妻が“箱根駅伝”予選会惨敗で考えたこと
posted2026/01/08 11:00
2026年の箱根駅伝で青山学院大学を9度目の総合優勝に導いた原晋監督
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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KYODO
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今年の箱根駅伝で9度目の総合優勝を果たした青山学院大学。その強さを支えるのが、原晋監督の妻で寮母を務める原美穂さんだ。しかし、現在のような強豪校となる前、青学には3年連続で本戦出場を逃す苦しい時期があった。
「寮のルールを守らないどころか…」
原監督が就任して3年目、青学は箱根駅伝予選会で16位という結果に終わり、3年連続で本戦出場を果たせなかった。美穂さんはその敗因をこう振り返る。
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「この年がラストイヤーになると思っていた監督は、前年、高校生のスカウティングの方針を変えていました。それまでは記録もさることながら人間性をかなり重視してスカウティングをしていたのですが、その年は、とにかく結果を出そうと、人間性は後回しにし、記録優先で高校生を集めたのです」
高校の先生から「あの子は採らないほうがいい」と言われた学生も勧誘した結果、部内はがたついてしまった。その学生は「寮のルールを守らないどころか、周りに悪影響を与えるようになりました」と美穂さんは当時を振り返る。結局、実力者たちが辞めていき、3年間の努力は水泡に帰したかに思えた。
しかし美穂さんは「もう1年、やらせてもらえるように大学に頼んで。土下座してでも!」と監督を焚きつけた。
「毎日頑張っているこの子たちを、どうしても箱根に出してあげたい。あと1年あれば、それもできるのではないかと思っていました」
原監督は大学理事たちに必死のプレゼンをし、学生たちも「原監督と一緒に箱根に出たい」と訴えた。こうして1年間の任期延長を手にした原監督が、その後箱根駅伝の常連校へと青学を導くことになるのだが……。
原美穂さんが明かした「箱根を勝つチーム作りの舞台裏」は、記事本編で詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
