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青学大の夏合宿で起きた“裸足サッカー事件”「めったなことでは怒らない」原晋監督のカミナリが落ちた日…箱根駅伝の最強監督が実践する“上手な怒り方” 

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原晋

原晋Susumu Hara

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posted2026/01/04 06:02

青学大の夏合宿で起きた“裸足サッカー事件”「めったなことでは怒らない」原晋監督のカミナリが落ちた日…箱根駅伝の最強監督が実践する“上手な怒り方”<Number Web> photograph by AFLO

青学大・原晋監督が実践する“上手な怒り方”とは?

走り込みで真っ先に“リタイア”したのは…

 合宿の最終日は、恒例の42.195kmの走り込みです。比較的ゆっくりとしたペースで走りますが、これだけの長い距離を一度経験しておくことで、精神的なタフさを身につけることができるのです。

 秋以降は主力の練習が、より長い距離をベースにしたものになっていくのですが、一度でもフルマラソンの距離を走っておくと、たとえ30kmの練習をしても、さほど長いとは感じなくなります。

 集団のなかでしっかりと我慢して、2時間50分のペースでみんなで走りきる。この練習をすることで忍耐力も磨かれますし、団結力も育まれます。青学大のメソッドにも入っている、年間を通して大事な練習のひとつです。

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 その途中で、あろうことか、裸足でサッカーをしていた4人のうちのひとりが真っ先にリタイアしたのです。

「オマエの商売道具はどこだ」原監督はどう諭した?

 しかも、彼は3年生。本来であれば、見本となるべき学年です。すでに過去にもやっている練習で、1年生だって走りきれるペースなのに、序盤で遅れて離脱する……。

 これはさすがに、怒られても仕方ないでしょう。

 彼に諭したのは、次のようなことでした。

「そもそも、オマエの商売道具はどこだ。足だよな。靴選びから始まって、正しい理論を教えて、なるべく痛みが出ないように練習後のアイシングやトレーナーによるケアもしてきた。それなのに、裸足でサッカーをやったら、ボールの衝撃でそりゃどこかに影響が出てくるよ。

 遅れた原因が前日のサッカー遊びにあるのかどうか、因果関係はわからん。それでも、普段から捻挫をしないように、ちょっとした外出でもわざわざサンダルではなく靴を履きなさいと指導をしているなかで、その行動が本当に正しかったのかどうか、陸上に向き合う姿勢そのものをよく見直したほうがいいぞ」

【次ページ】 「大事なのは、失敗したときにその悔しさを忘れないこと」

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