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「それじゃあダメだぞ」宮浦健人に染みつく“鎮西高校での3年間”…11月に急逝した畑野監督「常に謙虚でいることが大事だ」いまも心に刻む恩師の教え
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byJVA/AFLO SPORT
posted2026/01/06 06:00
今季からウルフドッグス名古屋でプレーする宮浦健人(左)。12月の天皇杯では優勝に貢献し、MVPを受賞した
「“常に謙虚でいることが大事だ”と、いつも言われていて、それが染み付いています。自分がステップアップしてもそこで終わりじゃなく、その上にはまだ高いレベルのものがあるんだから、そこで満足したらどうしようもないぞ、というふうにいつも言われてきたので、それは自分の支えというか、土台になっています。
高校生の時に、いろんな壁を作っていただいて、それを乗り越えることができたからこそ、自分は成長できたと思っています。いいプレーをしてもなかなか褒められることはなかったですし、『それじゃあダメだぞ』とずっと言われてきた中で、常にベクトルを自分に向けるようになった。勝ってばかりじゃなく、負けることが多かったので、それで責任を感じて、乗り越えようとして、成長できたかなと思います」
鎮西高時代が転機になったという宮浦は、畑野監督や宮迫竜司コーチ(当時)の他にも、影響を受けた人物がいた。
「今の自分があるのは、彼の背中を追いかけたおかげ」と語る、その恩人とは。〈つづき→後編〉

