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食道がんで死去したハーレー斉藤(享年48)の盟友が涙の告白「さいちゃんは生きる気満々で…」立野記代が語る“プロレスラーたちに見守られた最期”
posted2025/11/13 17:02
元女子レスラーの立野記代が、故・ハーレー斉藤さんへの思いを明かした
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
L)東京スポーツ新聞社、R)Takuya Sugiyama
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ハーレー斉藤さんが食道がんにより48歳で亡くなってから、まもなく9年が経つ。元女子プロレスラーで、斉藤さんのビジネスパートナーでもあった立野記代が、これまで語られることのなかった最期の様子を明かした。
「さいちゃんは生きる気満々だった」
「さいちゃん(斉藤さんの愛称)は生きる気満々だった」と立野は振り返る。病気発覚後も懸命に闘病していたが、抗がん剤治療では十分な効果が得られず、放射線治療に移行。それでも状態は悪化の一途をたどったという。
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「治るはずなのに、だんだん悪くなっていっちゃって」と立野は当時を振り返った。斉藤さんの最期の日、病室には家族や神取忍、井上貴子など多くのプロレス関係者が集まっていた。医師から「この注射を入れたら、もう会話ができなくなります」と言われていたにもかかわらず、遅れて駆けつけたライオネス飛鳥に対し、斉藤さんは意識を取り戻して「ともさん、すいません。忙しいところわざわざ来ていただいて」と声をかけた。
この最期の言葉を思い出した立野は「これ……やっぱりちょっと……泣いちゃうね」と涙を拭いながら語った。その約1時間後、斉藤さんは東京大学医学部附属病院で静かに息を引き取ったという。
「健康でいようと思う」と語る立野。「さいちゃんが大変ながらも、すごくがんばってた姿を見たから」と、友の闘病を見届けた経験を胸に、今年還暦を迎え、新たなイベントに向けても前向きに生きている。
NumberWebに明かした秘話は、記事本編で詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
