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引退から5年…野人・中西学58歳がホンネで語る“プロレスラーのセカンドキャリア”問題「いざ一般社会に入ると、やっぱりなんもできない。ただ…」
posted2025/10/23 11:01
2020年に現役を引退し、現在は愛知県で暮らす中西学さん
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
L)AFLO、R)Keiji Ishikawa
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2020年に現役を引退した新日本プロレスの“野人”こと中西学が、今年5月、現役時代の盟友・永田裕志のYouTubeチャンネルに出演し話題となった。かつて“和製ヘラクレス”と称されるほど筋骨隆々だった中西が、永田に「先輩、すっかりスリムになっちゃって」と言われるほど痩せた姿で登場したのだ。
現在58歳の中西は引退後、愛知県に移住。インターネット放送局で月イチの冠番組を持ちながら、一般の仕事も行っているという。
セカンドキャリア本音「まったく違う世界に来ると…」
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「いざ一般社会に入ると、やっぱりなんもできないんですよ。ホンマに」と中西は引退後の苦労を語る。「ずっとプロレスをやってきて、『俺は厳しい世界で生きてきたんや』という思いはあったんですけど、慣れ親しんできた業界を離れて、まったく違う世界に来ると、まあ難しいと言うよりできない」
現役時代は120キロ、最大で140キロあった体重は、現在90キロ台半ばになった。中西は「プロレスラーとしても不器用で、モノになるまで時間がかかった」と振り返りながら、現在も職場で「失敗や間違いが多くて、ご迷惑をかけています」と謙遜する。
「引退してもプロレスラー」と語っていた自身の言葉については「言いましたけど、実際は難しかったですねー」と苦笑い。「今後は、いただけた仕事を自分なりに一生懸命やって、その流れで何か新しいことができたらなとは思ってます」と今を生きる中西の姿があった。
中西が明かす引退後の減量やセカンドキャリアの本音については、本編で詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
