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「お金がないときは、ご飯食べさせてくれた」岩谷麻優が明かす“WWEスーパースター”イヨ・スカイの素顔「泣いちゃうかも…」マリーゴールドで激突
posted2025/10/21 17:02
10月26日に両国国技館で行われるイヨ・スカイ戦への思いを語る岩谷麻優
text by
原悦生Essei Hara
photograph by
Essei Hara
マリーゴールドの岩谷麻優はWWEのスーパースター、イヨ・スカイ（紫雷イオ）と10月26日に両国国技館のメインイベントで激突する。2018年4月30日の最後のシングル対決から7年半が過ぎている。過去の対戦はイヨの3勝2敗2分だ。
「今、マリーゴールドが提供できる最高のカード」とロッシー小川は胸を張る。
「お金がないときは、ご飯食べさせてくれた」
岩谷にイヨへの思いを語ってもらった。すると意外な言葉が返ってきた。
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「私には荷が重い。楽しみだけれど、自信がない。でも、やるしかない。いやだなあという思いのせいか、もともと不眠症なのに、最近、より不眠症。気が抜けてないんだろうな。両国のメインって初なんです。プレッシャーはエグいです。締めるのは自分たちで大丈夫なのか……。任されたというのは誇りに思っていいんだ、やるしかないな、って。本当はすごいエモいことなので」
岩谷は現在、両足首をケガしている。10月4日に右をひねり、がちがちにテーピングをして翌日試合をしたら左もケガしてしまった。それでも10月13日の後楽園ホールでの山岡聖怜とのスーパーフライ級王座戦は決行した。だが、10月17日から19日の西日本3連戦は大事をとって欠場した。両足の湿布を続けている。
「後楽園はダメでした。でも両国はきっと大丈夫です！」
話はイヨと組み始めたころに移った。
「身体能力がすごくて、イヨさんみたいになりたい、ってみんな思っていた。最初のユニットがプラネットでイヨさん、翔月なつみ、星輝ありさ、私の4人でした。新木場で踊りながら入場していた」
紫雷と岩谷のタッグは「サンダーロック」と呼ばれ、ゴッデス・オブ・スターダムのタッグ王座を10回防衛した。
「お姉さんです。お金がないときは、ご飯食べさせてくれた。この15年の中で一番かわいがってもらった人。怒られることもありましたが、それが理にかなった怒り方。ガーッと怒るんじゃなくて、諭すように言ってくれる。プロレスラーの中で尊敬している人は高橋奈七永さんとイヨさんなんです」
「売店に立っていると、最近ファンになりましたという人がいるので、昔のことは知らないんだろうな、とは思います。でも、映像がYouTubeに上がっているから、見ることはできますよね。それを見てから両国に来てもらってもいいし、何も考えずにマリゴ行ってみようっていうのもあり。順番が違ってもいい。両国で見てもらってから、昔の映像を見てみようでもいい」
