「昨年は巨人ドラ4が参加」夏の甲子園を逃したプロ志望球児がエスコンなど北海道にいた…魅惑の190cm両打ちショート、最速146キロ右腕とは 

「今年の地方大会は支部の2回戦で、札幌大谷に0対1で負けました。僕は2番手で、ブルペンでずっと投げていたんですが、0対0のまま最終回まで行って、出るタイミングがないままに負けてしまったんです。

　去年の秋までは先発で投げていて、まだ1番手になる可能性もあったのですが、コントロールが安定しなかったんです。身長は189cmあります。球速は144km/hくらい。あとはスライダーとカーブ、スプリットも投げます」

――サマーキャンプ参加のきっかけと、参加してみての感想は？

力投する札幌創成・石井　©Kou Hiroo

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「巨人にドラフト4位で入団した北星学園大附属の石田充冴さんが去年参加していて、同じ札幌市内で学校は違うけど話をする機会があって、教えてもらいました。いろんなところから集まっているので、バッターもピッチャーもみんなレベルが高くて、全然違うと思いました。この後大学行くにしても、どこに行くにしても、次のレベルに進むための準備というか、いい練習になるなと思いました。

　最初はコントロールが安定しなくて、最初の登板では4点取られたんですけど、次の登板では改善できたので良かったと思います。自分の体格があればもう少しスピードも出せると思うので、それも努力したいと思います」

――今後についての考えは。

「両親からは、自分の好きな道を選びなさいとずっと言われています。将来的にはプロに行きたいのですが、プロ志望届を出すかどうか、今迷っています。もし志望届を出して指名されれば、育成でも行きたいと思います」

最速146キロ右腕が語る参加の経緯

〈長谷川結斗 函館大学付属有斗高校〉

　函館大有斗のエースとして注目を集めてきた右腕だ。8月10日の試合では6回を投げて完封した。

「今日はあまりストレートが走っていなくて、変化球でカウントを整えたり三振を奪おうと考えて、その通りに行けました。相手チームは3回目の対戦で、手の内はわかっているので、前の対戦ではスライダーをあまり投げずにストレートで攻めたので、今回はスライダーなど変化球を投げました」

――自身はどんな選手と自己分析して、今夏の実績は？

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