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球団の顔になったマリナーズの新主砲。3年ぶりのポストシーズンへチームを牽引。

posted2025/08/21 09:00

 
球団の顔になったマリナーズの新主砲。3年ぶりのポストシーズンへチームを牽引。<Number Web> photograph by Getty Images

父(右)と弟(左)と共にホームラン・ダービー優勝を祝った

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四竈衛

四竈衛Mamoru Shikama

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 マリナーズの主砲カル・ローリーが7月26日、メジャー最速で40号本塁打を放った。大谷翔平やアーロン・ジャッジを凌ぐ量産ペースは、夏場を迎え、さらに加速してきた。マリナーズで40本塁打を記録したのは、ケン・グリフィーJr.、アレックス・ロドリゲスらに続き、史上5人目となった。温厚な両打ちの捕手は、歴代のレジェンド達の仲間入りを果たしても、いつも通り、落ち着いた口調で言った。

「彼らはすばらしい選手達。そのグループの中に加わるのはとても光栄でクールなことだね」

 '18年ドラフト3巡目でマリナーズ入りしたローリーは、'21年のデビュー後、順調なステップを踏んできた。レギュラーに定着した'22年には27本塁打をマークし、昨季は自己最多の34本塁打と、さらにパワーアップした。今季の開幕前には、6年総額1億500万ドル(約152億円)の長期大型契約を結び、名実ともに球団の「顔」となった。

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