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「マイナーに行くでしょう」ドジャース・ロバーツ監督の“佐々木朗希評”はどう変化した?「以前ほどの体力がない」苦言も…「これはプロセス」
text by

一野洋Hiroshi Ichino
photograph byJIJI PRESS
posted2025/07/04 17:01

2月のキャンプで佐々木朗希の投球を見守るロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督。シーズン序盤は佐々木を庇うコメントも多かったが…?
「おそらく一度マイナーに行くでしょう」
6月30日配信の「Abema」のインタビュー企画では、ロバーツ監督は佐々木についてこう評している。
「リハビリをしないといけないから、おそらく一度マイナーに行くでしょう。彼がいつ復帰するかは分からない。8月下旬に戻ってくると期待している。今、彼はベンチの端に座って、投手と他のチームの打者を観察している。毎日試合を見て情報を集めているんだ。
ロウキは(23年の)WBCで投げていた時の方が、体力があった印象だ。今年は以前ほどの体力がないように思う。だから再び体重を増やして体力強化を目指している。ウエイトトレーニングも増やしたし、ロウキ用に組んだプログラムを進めている。体全体を強化して欲しい」
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ただ、一方でその根底にはロバーツ監督の佐々木に対する変わらぬ期待があることもまた事実だ。
佐々木が故障後、一度はストップしていたキャッチボールを6月20日に再開したときも、指揮官は「これはボーナスだった。プラスだね。その後短く話をしたけど、彼はすごく喜んでいたよ」と、その時の様子を穏やかに語っていた。
「我々の目標は、彼を健康にし、強くし、フォームを安定させてチームで投げてもらうことだ。ロウキが再び戻ってきたとき、私たちは彼が本来の力を発揮できることを望んでいる。それが我々の勝利のために必要だ」