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ラグビーリーグワンで“ある異変”…「多いチームは20人以上も」なぜトップリーグ時代から“退団選手が激増”した?「退団者リストは年々長く…」
posted2025/07/01 06:00

東芝ブレイブルーパス東京の2季連続2回目の優勝で幕を閉じた今季のラグビーリーグワン。一方でその後のオフ期間にはある異変が?
text by

大友信彦Nobuhiko Otomo
photograph by
Yuki Suenaga
東芝ブレイブルーパス東京の2季連続2回目の優勝で幕を閉じた今季のラグビーリーグワン。一方で、シーズンオフに入った後は移籍や引退などで多くの退団選手が発表されている。実は近年、この退団選手の数が加速度的に増えているのだという。果たしてそこにはどんな理由があるのか? また、その現象が意味するものとは? 実際に今季、チームを離れたある選手に話を聞いた。《NumberWebインタビュー全2回の1回目/つづきを読む》
リーグワンで起きている「退団ラッシュ」
ラグビーリーグワンで退団ラッシュが起きている。
リーグワンは6月1日のファイナルと2日のアワードで2024-2025の年間スケジュールを終了。ファンの関心は6月28日のマオリ・オールブラックス戦から始まる日本代表戦に移り、各チームはオフに入っている。
そんな中で、静かに進んでいるのが移籍市場だ。
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国内ラグビーがリーグワンとして再編されて3年半。旧トップリーグ時代と比べ、選手の移動が劇的に増えている。2024-2025シーズンを例に取れば、前年のワールドカップに日本代表で出場した選手だけをとってもSO松田力也が埼玉ワイルドナイツからトヨタヴェルブリッツへ、SH福田健太がトヨタヴェルブリッツから東京サンゴリアスへ、WTBレメキロマノラヴァがグリーンロケッツ東葛から三重ホンダヒートへ移籍してシーズンに臨んだ。