NumberWeb TopicsBACK NUMBER

「マリナーズが驚きの決断」…藤浪晋太郎“電撃解雇”に米メディアが示した“意外な評価”の中身「シーズン中盤の時期に決断を下すのは…」

posted2025/06/28 11:03

 
「マリナーズが驚きの決断」…藤浪晋太郎“電撃解雇”に米メディアが示した“意外な評価”の中身「シーズン中盤の時期に決断を下すのは…」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

シアトル・マリナーズ傘下のタコマ・レイニアーズを解雇された藤浪晋太郎。一方でその潜在能力への評価は高く、米国では解雇に懐疑的な声も

text by

NumberWeb編集部

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web

PROFILE

photograph by

JIJI PRESS

 シアトル・マリナーズ傘下の藤浪晋太郎が、マイナー契約を解除され自由契約となった。大阪桐蔭高校時代は甲子園で春夏連覇を達成し、かつては世代を引っ張る存在だった藤浪。その厳しい現状を、現地メディアはどう報じたのか。アメリカでの「意外な評判」をダイジェスト版でお届けする。

◆◆◆

 マリナーズ傘下タコマ・レイニアーズの藤浪晋太郎投手がマイナー契約を解除され自由契約となった。その報せを受け、米国の有力メディアからは「意外な反応」が寄せられている。

『スポーツ・イラストレーテッド』誌は藤浪の解雇に関して「マリナーズが驚きの決断──注目のベテラン救援投手をリリース」と報じた。藤浪の「電光石火の球威」を評価しつつも、「制球が大きな課題」である点を指摘している。

「なぜこのタイミングなのか…」

ADVERTISEMENT

 さらに注目すべきは、140年近い歴史を持つ老舗メディア『スポーティング・ニュース』の反応だ。同メディアは「なぜこのタイミングなのか理解に苦しむ」と驚きを隠さなかった。その理由は、「藤浪が5月以降、トリプルAで許した自責点はわずか1点で、明らかに復調の兆しを見せていた」からである。

「ようやくメジャー復帰が視野に入り始めたところだった。シーズン中盤のこの時期に決断を下すのはもったいない」という論調で、マリナーズの決断に疑問を呈している。

 日本国内では藤浪の防御率や制球不安を理由に厳しい論調が目立ち、解雇はさほど衝撃的な事案とは受け止められていない。しかし、米国では藤浪の解雇は「もったいない」と惜しまれるほどの評価となっている。

 果たしてその評価の裏側には、藤浪の持つ特殊なピッチングスタイルと、ある大スターとの因縁が関係している。そのストーリーの全貌は、本編で詳しく描かれている。

<続く>

 ◆

 この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。

関連記事

#藤浪晋太郎
#シアトル・マリナーズ
#大谷翔平
#大阪桐蔭高校
#阪神タイガース

MLBの前後の記事

ページトップ