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巨人監督退任2日前、長嶋茂雄が星野仙一に掛けた“不思議な電話”…「冷たかったものな」同年、仰木彬の退陣のウラで星野が守った“ある約束”

posted2025/06/29 11:01

 
巨人監督退任2日前、長嶋茂雄が星野仙一に掛けた“不思議な電話”…「冷たかったものな」同年、仰木彬の退陣のウラで星野が守った“ある約束”<Number Web> photograph by JIJI PRESS

2001年の退団会見の2日前、長嶋茂雄は星野仙一に“ある電話”を掛けていた

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永谷脩

永谷脩Osamu Nagatani

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JIJI PRESS

◆◆◆

 長嶋監督の本拠地での最後の試合に先立つこと6時間前。7年間、西武の監督をつとめた東尾修の退団会見が、西武ドームで堤義明オーナーの同席のもとで行なわれていた。

「私と監督の間で、勝っても負けても今年1年ということを決めていましたから。まだ51歳と若いのだから、外でもう一度勉強をして、大きくなって帰って来なさいということです」

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 と堤オーナーは退団の理由を説明した。東尾監督も“オーナーとの間に、阿吽の呼吸というものがありましたから”とその理由を語った。

退団セレモニー後…宴席の場で東尾が語った本音

 長嶋監督も東尾監督も、ペナントレースに敗れての退団ということでは同じだった。勝負の世界の非情さが、勝てなかった指揮官に断を下したのだ。

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