代表復帰に疑問なし！ 佐野海舟に記者「あれはすごすぎるだろ」ファン「サノはマシーネ（マシン）だ！」ドイツでの“ナマの評判”は驚くほど高評価 

　ドイツ語のマシーネは英語でいうマシンのこと。人間離れした素晴らしいパフォーマンスをみせる選手に送られる最大級の賛辞だ。シュテファンがいう終了間際のシーンでは、中盤で相手ボールをカットした佐野が相手マークを弾き飛ばしながらそのまま右サイドを迫力のあるドリブルで持ち運び、好クロスでチャンスを演出してみせた。

　逆転ゴールとはならずも、あの瞬間ほぼすべてのマインツファンがガタッと椅子から立ち、盛り上がっていたのがとても印象的な一幕だった。

マインツファンから「マシーネ」と評されていた　©Getty Images

サインのお願いにも「すごく親切」

　またファン歴32年のザビーネは、佐野のファンサービスについて褒めていた。

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「この前公開練習でサインをお願いしたんだけど、すごく親切に応対してくれたの。セルフィも一緒に撮ってもらったけど、素敵な笑顔で。あと、『応援ありがとう』って言ってもらえたのはとてもすてきだと思う。お礼をいうのはこっちなのに」

　筆者は今季はマインツの取材に8試合訪れているが、どの試合後でもメディア対応は丁寧だ。うまくいかなかった試合後でも、悔しい負け方をした試合後でも、ミックスゾーンで長い時間話をしてくれる。

チーム内では「すごくフレンドリー」

　そんな佐野の日頃の振る舞いについて広報を務めるジルケ・バニックに尋ねてみた。チーム内ではどんな様子を見せているのだろう？

「カイシュウの日頃？　チーム内でとても打ち解けていますね。言葉の面があるから、何から何まで話せるわけではないけど、すごくフレンドリーにコミュニケーションをとっています。

　特にジェソンとヒョンソク（イ・ジェソン、ホン・ヒョンソク）とは仲がいいし、あとナディム（・アミリ）はかなり気を配って、カイシュウと一緒にいる時間をたくさん持っているみたい。日頃からふざけたり、楽しそうに話しているわね。うまくコミュニケーションをとれているから、ピッチ上でもわかり合えていいプレーにつながっていると思います」

　細かい戦術上のやり取りは通訳を介すが、日常のコミュニケーションはだいぶ自分でスムーズにとれているようだ。ではスタッフの評判はどうだろう？

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