SCORE CARD INTERVIEWBACK NUMBER

中野幹士「モンスターと共にラスベガスのリングへ。注目高まるフェザーでKO量産のホープ」

posted2025/05/04 09:00

 
中野幹士「モンスターと共にラスベガスのリングへ。注目高まるフェザーでKO量産のホープ」<Number Web> photograph by Hiroaki Yamaguchi

text by

渋谷淳

渋谷淳Jun Shibuya

PROFILE

photograph by

Hiroaki Yamaguchi

 スーパーバンタム級4団体統一王者、井上尚弥が5月4日(日本時間5日)、ラスベガスのTモバイル・アリーナで防衛戦を行う。日本人が聖地ラスベガスの大会場でメインを務めるという歴史的な舞台に抜擢されたのが東洋太平洋フェザー級チャンピオンの中野幹士だ。

「こんな大きなイベントに出られて素直にうれしいです。ただ、正直なところおこぼれと言うか、井上選手がメインだから日本人の僕が出られる試合だと思うんです。他の海外選手がメインだったら出られていないので」

 ビッグチャンスを手にしたというのに中野は景気のいいセリフを決して口にしない。いつもにこやかで、与える印象はどこまでも控えめだ。周囲の人間はそんな彼を「優しい」と口をそろえる。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 1664文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

関連記事

#中野幹士
#井上尚弥
#カルロス・リナレス
#本田明彦
#東京農業大学
#ラファエル・エスピノサ
#粟生隆寛

ボクシングの前後の記事

ページトップ