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[データからひもとく]日本人に立ちはだかる中量級の壁
posted2024/05/31 09:00
![[データからひもとく]日本人に立ちはだかる中量級の壁<Number Web> photograph by AFLO](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/4/8/1500wm/img_48c933680f80808351a2cce179bdb848532254.jpg)
2016年IBF世界スーパーライト級タイトルマッチに挑む小原佳太
text by
![渋谷淳](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/e/d/-/img_edc914fc338a5bbcf41ac377fabc334211232.jpg)
渋谷淳Jun Shibuya
photograph by
AFLO
現在、スーパーバンタム級より上に日本人世界王者はいない。戦績を見れば、フェザー級以上には確かに壁がある。中重量級で活躍するため、乗り越えるべきものとは――。
現在、国内には10人もの世界王者が存在し、日本ボクシングのレベルの高さを世界に示している。特徴的なのは、10人すべてが軽量級の選手であることだろう。
別表を見ていただきたい。日本人選手が出場した2000年以降の世界タイトルマッチの試合数、勝率を階級別にまとめたものだ。フェザー級以上になると試合数も勝率もガクッと下がるのがよく分かる。スーパーフェザー級だけ数値が高いのは、内山高志(9勝)と三浦隆司(5勝)の奮闘が大きく影響している。
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