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柚木武「“なんとかなる精神”を胸に遅咲きの大器は飛躍する」

posted2025/03/14 09:00

 
柚木武「“なんとかなる精神”を胸に遅咲きの大器は飛躍する」<Number Web> photograph by AFLO

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秋山英宏

秋山英宏Hidehiro Akiyama

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AFLO

 26歳の柚木武が描く成長曲線はかなり独特だ。高校まで全国的には無名、大学を経てプロになったが、最初は鳴かず飛ばずだった。4年目の'24年にブレークし、ダブルスの世界ランクを大きく上げた。この1月には全豪で四大大会初出場。その後、国別対抗戦のデビスカップ(デ杯)英国戦にも出場した。前例が見当たらないほどの助走の長さと、離陸後の上昇カーブの急角度だ。

 文星芸大附属高での成績はインターハイのダブルス16強が目立つ程度。だが、「のびしろを買ってもらい」、古豪・法政大に進む。ジュニア期の実績がないのを引け目に感じたのは最初だけだった。

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