2024年M-1・連続インタビューBACK NUMBER
「アンジェラ・アキ、めっちゃスベるかと思った」真空ジェシカが明かす、“ピアノがデカすぎる”M-1ネタのウラ側「そっちか…」ダレノガレ明美さんが反応
posted2025/01/26 11:11
text by
中村計Kei Nakamura
photograph by
Shigeki Yamamoto
◆◆◆
「早くトム・ブラウンさんに出てきて欲しかった」
――今大会は本番前から、やはり令和ロマンが中心というか、楽屋などでも率先して雰囲気づくりをしているような感じだったのでしょうか。
ガク そんなことはなかったですね。誰かが中心になっているみたいな感じは。
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川北 僕は居場所がなかったですね。前回まで喫煙所だった部屋が事務所関係者の人たちのスペースになってしまって。例年だと、そこの喫煙所でテレビを観ていたんです。狭くて、ちょうどよかったんですよ。
――狭いところが好きなんですもんね。喫煙所自体、なくなってしまったのですか。
川北 いや、一応あったんですけど、テレビが置いてなかったので敗者復活戦が観られないんです。僕は別にタバコは吸わないんですけど、狭くてテレビがあるのがよかったんです。
――暫定ボックスの居心地は、いかがでしたか? 今回は3番手の出番で2位に食い込んだので、そこからが長かったじゃないですか。やはりドキドキしていましたか?
ガク 僕はもう無理だろうと思っていたんで。僕らのあとに7組もいましたから。
川北 いや、それよりも早くトム・ブラウンさんに出てきて欲しいなと思っていましたね。
――それはどうしてですか?
川北 疲れている感じがあったので。お客さんも、審査員の人たちも。
ガク 前半で体力使い過ぎていましたから。
川北 トム・ブラウンさんのネタで一度、目を覚ましてもらった方がいいんじゃないか、と。
――残りたいという思いも当然、ありつつですよね?
川北 いや、それはあんまり思っていなくて。トム・ブラウンさんが2本目にやる予定だった剛力彩芽さんのネタを観られればいいと思っていたので。とりあえず2人には上位3組に入って欲しいなと思っていました。
「剛力やらないんですか?」「僕らは落ちちゃうなあ」
――途中、わざわざ控えスペースまで行って、トム・ブラウンに1本目に剛力彩芽のネタをやって欲しいとお願いしに行ったんですよね。