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「プレーヤーファーストではない」。八村塁発言の重さを考える。
posted2024/12/16 09:00
text by
鷲田康Yasushi Washida
photograph by
AFLO
米NBAのロサンゼルス・レイカーズでプレーする八村塁選手(26)の日本バスケットボール協会批判は、かなり強烈だった。
発端は現地時間11月13日のメンフィス・グリズリーズ戦後の囲み取材。「僕としてはあまり言いたくないことなんですけど……」と語り出した八村から飛び出した内容は、同協会があまりに商業主義に走りすぎているという指摘とトム・ホーバスHCのチーム指導への不満。さらに同23日にも再び痛烈なホーバス批判と協会への不信感が強い口調で語られた。
中でも協会を震撼させたのは次の発言だったはずだ。
「プレーヤーファーストじゃなくて、そのお金を何に使っているか僕は分からない。そういう方針の日本代表ではプレーしたくない」