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酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
秋広優人200cm、アギラー125kg、オスナ10億円が各1位だが…日本人最高年俸6億円、身長体重の2位以降は誰?〈2024年プロ野球ランキング〉
posted2024/03/28 17:01
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph by
Nanae Suzuki/JIJI PRESS
開幕が近づき、NPBが今年のロースターを発表している。3月26日に最新の発表があった。恒例だが、今季のプロ野球選手の「身体測定」をしてみよう。
選手数はトータルで1000人を超えている
〈1.選手数〉
今季のプロ野球選手はこの時点で1035人だ。昨年初めて1000人を超えたのだが、さらに20人増えている。昨年の開幕時点との、各球団、リーグ別、支配下、育成別の数字の増減を見てみよう。
◆セ・リーグ・500人/支396人(6人)育104人(7人)
阪神・74人/支65人(-3人)育9人(4人)
広島・80人/支68人(1人)育12人(3人)
DeNA・83人/支65人(1人)育18人(2人)
巨人・104人/支65人(5人)育39人(-6人)
ヤクルト・74人/支66人(0人)育8人(-1人)
中日・85人/支67人(2人)育18人(5人)
◆パ・リーグ・535人/支391人(-8人)育143人(15人)
オリックス・83人/支66人(3人)育17人(-2人)
ロッテ・84人/支66人(-2人)育18人(5人)
ソフトバンク・119人/支65人(-2人)育54人(0人)
楽天・76人/支64人(-3人)育12人(-3人)
西武・89人/支64人(-2人)育25人(9人)
日本ハム・83人/支66人(-2人)育17人(5人)
●NPB・1032人/支787人(-2人)育247人(21人)
26日に巨人の新外国人だったオドーアが電撃退団しているが、3月26日時点ではロースターに載っているのでそのままとする。支配下選手は787人と2人減って、育成が21人増えている。
ご存じのように支配下選手枠は各球団70人まで。しかし球団は現時点で2~6人の枠を余らせている。ここに育成から選手が昇格するのだ。シーズンが始まれば、育成選手は減少し、支配下選手が増えることになる。
セ・リーグは支配下選手が394人、育成104人、パ・リーグは支配下383人、育成152人。育成選手はパ・リーグのほうが48人も多い。
育成が多い巨人とホークス…最年長選手は?
例年通り、育成選手数はソフトバンクと巨人が1、2位だが、ソフトバンクが昨年と同じ54人なのに対し巨人は6人減って39人。西武が25人と9人増え、中日も5人増えて18人、オリックスが2人減って17人。この傾向が続けば、育成選手数2位の座が変わるかもしれない。育成選手の増減は球団の経営状況や、育成方針の変化を反映しているのだろう。