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《独占インタビュー》大谷翔平、結婚を語る…大谷さん、何と呼ばれているんですか?「さん付けですね。僕は(彼女の)名前を呼び捨てにしています」
text by
石田雄太Yuta Ishida
photograph byNanae Suzuki
posted2024/03/02 11:02
結婚を発表した大谷翔平がNumber本誌の独占インタビューに応じてくれた
「シューズです。彼女のサイズで作ってもらいました。店舗に出向いて買うのは難しかったので、人にお願いして、『プレゼントあげたいんだけど』と……もちろん誰にとは言いませんでしたが、母や(通訳の水原)一平さんにプレゼントするときもそうしてきましたから、彼女にもそうやって用意しました。僕と一緒で、何が欲しいというタイプじゃなくて、何でもいいけど実用的に使えるものがいいかな、というタイプなので……何がいいかな、これがいい、じゃあ、そうしようって感じでした」
――「短いスパンでたまたま何回か会った」というのは、大谷さんの生活を考えたらジムしかないと思ったんですが……。
「ジムではないんですが、練習しているときだったみたいですね。というのも僕にとってはそこが微妙なところで、彼女が『最初に会った』と言うときのことを僕は認識していなかったんです。彼女曰く『すれ違いざまに挨拶してくれた』と言うんですけど、僕はそれがどこなのか思い出せない。練習施設の中の廊下だって……でも、その次の2回目と3回目に会ったときのことはしっかり覚えています。だから、2週間ちょっとの間に3回、うち2回は会ったのを僕も覚えています(笑)」
結婚の決め手は「僕にもわかんないです」
――大谷さんはエンゼルスを選んだときも右ヒジの手術を決断したときも、直感を大事にしてきましたが、今回も直感のようなものはあったんですか。
「どうなんでしょう。それもあるとは思いますが、一緒にいて楽だし、楽しいし。僕はひとりでいたときとそんなに変わらずにいられるんです。彼女がいるからといって喋り方が変わるとか食べ方が変わるとか、そういうことなく、気を遣う必要がないので、最初から僕は何も変わらずにいられるというスタイルでした。そういうところなんじゃないかな」
――それこそ決め手じゃないですか。
「決め手か……決め手は、何なんでしょうね。僕にもわかんないです。これっていうものが、悪く言ったら決め手を欠くし、よく言えばいっぱいあるし……へへへ」
――“野球翔年”大谷翔平、いつまでも子どもだなあと思っていましたが、ついに夫なんですね。
「そうですねぇ……と言いつつも、僕は変わっていないので、結婚したりワンコがいたりというのは変わったところですけど、今のところは実感はないですね。子どもができれば変わるのかもしれませんけど、そこまでの大きな変化は感じていません」
――彼女の前では子どもなんですか?
「僕ですか? どうなんでしょう。僕のほうが年上なので……でも、それは彼女に訊かないとわかりません(笑)」