「数多くの選手を世界に出しているから。スポーツ推薦が少なく選手層が薄い中でも他校と同等に戦っているから」（20歳・女性）

「持ちタイムはそんなに速くないのに駅伝になると強い。スポーツ推薦の選手だけじゃなく、一般入試の学生の強さが目立つ」（57歳・男性）

　一般入試組も活躍するなど多様な選手が集まる名門。さまざまな制約がある中でも奮闘する姿に支持が集まった。

5位　東洋大学　42票

　山の神・柏原竜二が在学していた2009年～12年に3度の優勝を成し遂げ、一時代を築いた“鉄紺軍団”が5位に。寄せられたコメントもほぼ柏原一色。ただ、柏原だけにとどまらず、「鉄紺の襷」を受け継いだ後輩の名前を挙げる声も相次いだ。

「順天堂の今井（正人）さんが山の神と称えられて、もうこんな選手は出てこないと思っていたのも束の間、柏原さんが1年生から鮮烈デビュー！　服部兄弟（勇馬・弾馬）の存在もあり、テレビに釘づけになったのが、東洋大の時代でした」（55歳・女性）

「柏原の出現+設楽兄弟（啓太・悠太）、服部兄弟や田口（雅也）、口町（亮）といったメンバーが続いていた時期はまさに最強と言える時期だったのではないか」（61歳・男性）

©Shigeki Yamamoto

　2009年の初優勝から15年。幼少期に衝撃を受けたであろう若い世代からの支持も多く集まった。

「箱根駅伝を見るきっかけとなった学校でした」（30歳・男性）

「中高で長距離をやっていた頃に無双してたのが東洋大だった」（26歳・男性）

「・実業団で活躍している選手は東洋大出身の選手が多いから
　・歴代の東洋大出身の選手で箱根のメンバーを組んだら多分東洋大が一番強いから
　・かっこいいから！」（14歳・男性）

　ただ、箱根駅伝最強ランナーの呼び声が高い柏原を擁するだけに5位というのは意外感のある順位だ。この東洋大を上回った4校とは、一体……？

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