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「エンドウはロッカールームでよく話すようになった」サラーが番記者に明かした遠藤航への評価「冬の移籍市場、リバプールが6番タイプを補強するウワサは?」 

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ジェームズ・ピアース(The Athletic)

ジェームズ・ピアース(The Athletic)James Pearce

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posted2023/12/12 17:47

「エンドウはロッカールームでよく話すようになった」サラーが番記者に明かした遠藤航への評価「冬の移籍市場、リバプールが6番タイプを補強するウワサは?」<Number Web> photograph by Getty Images

12月3日のフラム戦。後半44分に貴重な同点弾を決めた遠藤航。プレミアリーグ初ゴールだった

 もちろん、クラブ初ゴールを決めた欧州リーグ・トゥールーズ戦で遠藤へのチャントが沸き起こったように、日本代表MFの才能を認めている。しかしサポーターが求めているのは、プレミアリーグのタイトル、そしてクラブの成功だ。彼らはそのために何が必要かと、日々議論を交わしているのだ。

 現時点で、リバプールサポーターの間で盛んに話題になっているのが「中盤の編成」である。1月から始まる冬の移籍市場が近づき、どんなタイプの選手が必要なのかと議論を繰り広げている。

 そのなかで「選手層が薄い」「最適な選手がいない」との指摘が多いのが6番のアンカー、つまり遠藤のプレー位置である。

 夏の移籍市場で、遠藤はブラジル代表MFファビーニョの後釜としてリバプールに加わった。移籍金は1600万ポンド(約29億円)。30歳の遠藤の加入は「サプライズ」と注目された。

冬の移籍市場でアンカーの補強をするのか?

 それでもサポーターには、遠藤は未知の存在だった。先発要員なのか、ベンチ要員なのか。アンフィールドの住人たちは鋭い眼差しを向けていたが、初得点までプレミアリーグでわずか2試合の先発にとどまり、ユルゲン・クロップ監督から全幅の信頼を寄せられているとは言えなかった。

 代わりに6番のポジションでプレーしているのが、ブライトンから加入したマクアリステルである。カタールW杯でアルゼンチン代表の戴冠に貢献したマクアリステルは本来、中盤底の守備を引き受けるアンカータイプではない。むしろ守備をこなしがら攻撃面で真価を発揮するタイプだが、クロップ監督はこの24歳のアルゼンチン人を6番のポジションで起用している。アンカーにも攻撃とパスセンスを求めるクロップ監督ならではの起用法だろう。

 では冬の市場で、リバプールはアンカーの補強に動くのか?  

 英国メディアは、6番タイプの選手としてブラジルのフルミネンセに所属するMFアンドレ・トリンダーデの獲得に動く可能性を伝えている。22歳のブラジル人MFはプレミアリーグへの移籍を強く希望しており、アーセナルとフラムからも高い関心を示されているようだ。

じつは今夏もアンドレの獲得を打診していた

 このトピックを掘り下げるには、夏の移籍市場の経緯を振りかえる必要がある。

 昨シーズンまでアンカーを務めたファビーニョがサウジアラビアのアル・イテハドへの移籍を希望し、クロップ監督も申し出を夏の市場で認めた。

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