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「世界中のトップホースが集結」トウカイテイオーが“歴史”を変えた史上最強のジャパンカップ前夜…元番記者が振り返る31年前の記憶 

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石田敏徳

石田敏徳Toshinori Ishida

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posted2023/11/05 17:00

「世界中のトップホースが集結」トウカイテイオーが“歴史”を変えた史上最強のジャパンカップ前夜…元番記者が振り返る31年前の記憶<Number Web> photograph by JIJI PRESS

1992年ジャパンカップ、5番人気ながら海外のスター軍団を破ったトウカイテイオー

「世紀の対決」と注目された春の天皇賞でメジロマックイーンの軍門に下り、初めての敗戦(5着)を喫したテイオーはレース後に軽度の骨折が判明。北海道の二風谷軽種馬共同育成センターで療養生活を兼ねた夏休みを送り、秋の天皇賞での再起を目指して9月に栗東トレセンへ帰厩した。

 しかし復帰戦が近づくにつれ、私の周囲では体調不安説が囁かれ始めた。調教の動きに以前の躍動感やオーラが感じられない。どこか悪いんじゃないかというのである。

レースの当週、社の先輩記者が爆弾発言を聞き込んできた

 一方の私は“オーラがない”といわれてもピンとこなかった。帰厩後の9月半ばに熱発し、しばらく調教を休止したため、急仕上げの調整過程となったことは否めない。とはいえ、主戦の岡部幸雄騎手が騎乗した1週前追い切りでは坂路の一番時計をマーク。松元省一調教師をはじめ、陣営が口を揃える――絶好調とはいえないが、この馬の力は出せる仕上がり――通り、可もなく不可もなしの状態と感じていた。 

 ところがレースの当週、社の先輩記者が爆弾発言を聞き込んできた。

【続きを読む】雑誌が読み放題のサブスク「NumberPREMIER」内の「バカ野郎、お前の原稿を読んだら…」トウカイテイオーが“歴史”を変えたジャパンカップ<“爆弾証言”と番記者の「31年後の本心」>で、こちらの記事の全文をお読みいただけます。

 

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