Sports Graphic Number SpecialBACK NUMBER

[コラム]「名コンビ復活」の有終と哀愁

posted2023/10/27 09:01

 
[コラム]「名コンビ復活」の有終と哀愁<Number Web> photograph by SANKEI SHIMBUN

2015年の有馬記念がラストランのゴールドシップには内田博幸が2年ぶりに騎乗

text by

江面弘也

江面弘也Koya Ezura

PROFILE

photograph by

SANKEI SHIMBUN

最後はかつての相棒と。ラストランで涙を誘うのは劇的な幕切れだけじゃない。

 秋のGIは名馬の引退レースにもなる。

 なかでも有馬記念が引き際となった名馬は多い。ディープインパクト、ジェンティルドンナ、キタサンブラックはみごとに有終の美を飾り、最終レースが終わったあとの引退式では多くのファンに見送られた。

 スピードシンボリとシンボリクリスエスは有馬記念連覇で最後を飾った。スピードシンボリの口取り写真に写っていた青年は、33年後には馬主として手綱を取っていた。

 ハイセイコーは有馬記念で2着に負けたが、テレビはハイセイコーの姿をずっと映し、増沢末夫が歌う『さらばハイセイコー』を流していた。オグリキャップのラストランは最高のかたちでエンディングを迎え、大観衆の「オグリコール」が中山競馬場をつつんだ。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 660文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

関連記事

ディープインパクト
ジェンティルドンナ
キタサンブラック
スピードシンボリ
シンボリクリスエス
ハイセイコー
オグリキャップ
トウショウボーイ
アーモンドアイ
ナリタトップロード
渡辺薫彦
四位洋文
池添謙一
オルフェーヴル
ゴールドシップ
内田博幸

競馬の前後の記事

ページトップ