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2年目・三笘薫26歳の本音「“新生ブライトン”をどう感じている?」“移籍組”への評価を現地記者が聞いた「37歳で彼は本当にスゴい」
posted2023/08/17 17:03
text by
田嶋コウスケKosuke Tajima
photograph by
Getty Images
「勝ちは大きいですね。個人のパフォーマンスはまだまだですけど、徐々に上げていければいいかなという感じです」
8月12日に行われたルートンとのプレミアリーグ開幕戦に4−1で勝利すると、ブライトンの三笘薫は静かに勝利を喜んだ。
日本代表は4-2-3-1の左MFで先発し、前半36分に絶妙なクロスボールでMFソリー・マーチのゴールをアシスト。後半26分にも素早い足さばきで敵をかわし、スルーパスから味方のPK獲得につなげた。
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ブライトンは、終盤に足の止まった昇格組ルートンから2ゴールをさらに奪い、リードを広げて試合終了のホイッスルを聞いた。前半はルートンの分厚い守備に思うようにチャンスを作れない時間もあったが、終わってみれば4ゴール奪取の快勝だった。
プレミア挑戦2年目を白星でスタートした三笘は、次のように振り返った。
「(記者:正確さを求めるプレーが多かったように見えたが) 今日の相手が守備固めで引いてきたので、攻撃のチャレンジが難しかった。そういうところを判断しながらやってました。
(記者:コンディションはピークに来てるのか) いや、全然ですね。まだまだやるべきことが多いです。アシストがついたから良かったですけど、クオリティ的にはまだまだ全然ですね」
「レッドをもらわなくてよかった」
三笘は2ゴールに絡む活躍を見せたが、試合後に口をついて出たのは反省の言葉だった。自身のコンディションは「全然まだまだ」。そのせいだろうか、前半43分には相手との競り合いでボールを奪えずにゴールラインを割ると、そのままアウェイサポーターの陣取るスタンドにボールを蹴り入れ、警告を受けた。