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アメリカ代表「500億円軍団」は侍ジャパン総年俸の3倍以上…“1億ドル”の内野陣+外野3人100億円の怖すぎる“銀河系打線”<WBC日米年俸比較> 

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齋藤裕(NumberWeb編集部)

齋藤裕(NumberWeb編集部)Yu Saitou

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posted2023/03/22 06:00

アメリカ代表「500億円軍団」は侍ジャパン総年俸の3倍以上…“1億ドル”の内野陣+外野3人100億円の怖すぎる“銀河系打線”<WBC日米年俸比較><Number Web> photograph by Getty Images

史上最強メンバーが揃ったとされる日本代表だが、決勝の相手アメリカも“史上最強”と称されている。その陣容を年俸で比較していくと…

<アメリカ>

・投手

 A.オッタビノ(37/メッツ/9億5700万円)
 K.フリーランド(29/ロッキーズ/17億280万円)
 N.マルティネス(32/パドレス/13億2000万円)
 A.ループ(35/エンゼルス/11億2200万円)
 M.ケリー(34/ダイヤモンドバックス/11億8800万円)
 L.リン(35/ホワイトソックス/25億800万円)
 D.ウィリアムズ(28/ブルワーズ/4億4220万円)
 M.マイコラス(34/カージナルス/22億4400万円)
 J.アダム(31/レイズ/2億3496万円)
 K.グレーブマン(32/ホワイトソックス/10億5600万円)
 A.ウェインライト(41/カージナルス/23億1000万円)
 B.シンガー(26/ロイヤルズ/3億8940万円)
 D.バード(37/ロッキーズ/12億5400万円)
 D.ベッドナー(28/パイレーツ/調停権なし)
 R.プレスリー(34/アストロズ/19億8000万円)

・捕手

 J.T.リアルミュート(32/フィリーズ/30億4920万円)
 W.スミス(27/ドジャース/6億9300万円)
 K.ヒガシオカ(32/ヤンキース/1億9272万円)

・内野手

 J.マクニール(30/メッツ/16億5000万円)
 T.アンダーソン(29/ホワイトソックス/7億714万円)
 T.ターナー(29/フィリーズ/36億円)
 B.ウィットJr.(22/ロイヤルズ/調停権なし)
 P.アロンソ(28/メッツ/19億1400万円)
 N.アレナド(31/カージナルス/40億3333万円)
 P.ゴールドシュミット(35/カージナルス/34億3200万円)

・外野手

 M.ベッツ(30/ドジャース/40億1500万円)
 K.シュワーバー(30/フィリーズ/26億700万円)
 M.トラウト(31/エンゼルス/46億9150万円)
 K.タッカー(26/アストロズ/6億6000万円)
 C.マリンズ(28/オリオールズ/5億4120万円)

アメリカ代表総額:504億9445万円/1人平均18億337万円(「調停権なし」の選手を除く)

 まず驚きなのが、「調停権なし」の2人以外は全員ミリオンダラー(100万ドル、日本円で1億3200万円超え)というところ。そもそも全員がメジャーリーガーだ。日本代表には3人しかいない10億円超えが19人。チーム総額は504億円と年俸の金額を見るだけでアメリカの本気度が伝わってくる。そして日本代表(141億円)とは、3倍以上もの歴然とした差がある。

銀河系打線は約97億円の“右中間”から始まる

 どのポジションも豪華だが、なかでも特筆すべきは外野手だ。準決勝キューバ戦のスタメンであるベッツ(右)、トラウト(中)、シュワーバー(左)はそれぞれ40億1500万円、46億9150万円、26億700万円と合計がゆうに100億円超え。ポジション別に見て日本の外野陣と比べると年俸総額では4倍以上の差をつけられている。散々騒がれた近藤の7億円もNPB選手では最高額だが、アメリカ相手には物足りなく思えてくる。

【次ページ】 親分もびっくり、“1億ドル”の内野陣

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マイク・トラウト
大谷翔平
今永昇太
トレイ・ターナー
吉田正尚
村上宗隆
ラーズ・ヌートバー
近藤健介
山田哲人
ムーキー・ベッツ
カイル・シュワーバー
ノーラン・アレナド
ダルビッシュ有
宇田川優希

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