“女子高生でヒールで双子”スターダム吏南が語った木村花への思い「花さんがいなかったら、プロレスをやめていた」《特別グラビア》

　15歳の吏南（りな）は、スターダム期待の“3姉妹”の次女だ。羽南（はなん）の妹で、妃南（ひな）の双子の姉だが、姉妹たちとは異なりヒール軍団の大江戸隊に所属している。

　“双子レスラー”として紹介されることの多い吏南だが、妹の妃南との関係をどう捉えているのだろうか。

「やっぱり双子、双子ってよく言われますね。いい意味に捉えると、2人で切磋琢磨できるし、揃ってベルトとか巻いたりしたら話題になるでしょう。まだ若いから可能性は無限大です。ただ、それぞれ個性があるので、いちいち比べられるのはちょっとだるい（笑）。でも双子ってプロレス界隈にほとんどいないから、いいんじゃないかな」

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「口喧嘩は羽南より私の方が強いです」

　吏南はしゃべるのが好きなようで、どんな話題でも物怖じせずにあっけらかんと話す。

「家でも、羽南に関しては『お姉ちゃんだ』とかはまったく思わない。戦う相手としか見ていない。自分が中3の時は、反抗期がピークでやばかった（笑）。一緒にいると意見が合わないんですよ。毎日のようにお母さんも巻き込んで、2人相手にずっと喧嘩していました。ただ、口喧嘩は羽南より私の方が強いですね（笑）」

　4月から高校に通っている。大江戸隊では年長のレスラーに対して「クソババア！」など自慢の毒舌を発揮している吏南だが、学校ではどんなキャラクターなのだろうか。

「学校では静かです。自分からはあまり話しかけないけれど、話しかけられたら話しますよ。小学生や中学生の時は、運動会で応援団とかリーダーシップを取っていた。目立ちたがり屋でした。でも、高校は少人数の仲のいい友達といればいいや、っていう感じです」

　吏南は小さいときから活発な女の子だったようだ。

「女子ってだいたい教室とか校舎の中にいるでしょう。私は外で遊びたいタイプ。小学校の時は、男子に交じって鬼ごっこをしていました。そのころから口は達者だったので、男の子にも負けませんでしたね（笑）」

　自ら「口が達者」というだけあって、吏南のしゃべりは止まらない。現フューチャー・オブ・スターダム王者の羽南が「このベルトは、私から妹たちに取ってほしい」と言っていたと伝えると、吏南は姉の心境を見透かしたように笑った。

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