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プロ野球PRESSBACK NUMBER
あなたが選ぶ「プロ野球“最強助っ人”外国人」ベスト5…4位バレンティン、3位カブレラ、では大差をつけた1位は?《00年代〜編》
posted2022/06/12 17:03
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
BUNGEISHUNJU
プロ野球の歴史を彩ってきた“助っ人”外国人選手たち。そのなかでも「最強助っ人は?」と聞かれたら、あなたは誰を挙げますか?
Number Webでは、90年代以前と00年代以降の2つの年代にわけて、「あなたが選ぶプロ野球・最強外国人選手は誰ですか?」というテーマでアンケートを実施。5月18~25日にかけて、計540票が集まりました。
後編では「00年代~編」のランキング5位から1位の結果を発表します。<#1では、10~6位の結果を公開中です>
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◆◆◆
5位 サファテ 38票
5位にランクインしたのは、カープと西武、そしてソフトバンクで活躍したサファテでした。
193センチの長身から投げ下ろす豪速球と切れ味鋭いフォークを武器に、来日1年目からカープで35セーブを記録。2、3年目は中継ぎと抑えを兼任し、ソフトバンクに加入した4年目以降、不動のストッパーに定着しました。
15年から3年連続セーブ王を獲得したホークスの絶対的守護神――特筆すべきは17年の活躍でしょう。日本プロ野球記録となる54セーブを記録して臨んだ日本シリーズ。第6戦で9回にマウンドに上がったサファテが、“3イニングまたぎ”の熱投で11回裏のサヨナラ勝ちを引き寄せ、日本一に。リーグ&日本シリーズのダブルMVPを受賞したのです。
昨年、現役引退を発表した「キング・オブ・クローザー」の姿は、今なお鮮烈な記憶としてファンに刻まれています。
「キングオブクローザー! ホークス時代は無敵!」(45歳・男性)
「圧巻でした。唯一無二の選手だと思う」(43歳・男性)
「サファテが出てくると、試合終わったようなもんやったけんね」(51歳・男性)
「シーズン54セーブはアンタッチャブルレコードの可能性がある」(38歳・男性)
「カープにいた時も凄い球を投げるなぁと思っていましたが、ホークスに行ってからが凄かった。抑えが安定しているとチームが強くなるのを目の当たりにしました」(37歳・男性)
「出てきた時の安心感(ホークスファンから見て)、出てきた時の絶望感(対戦相手)がすごかった。野球だけではなく、チームに対して真摯に意見し、チームのために全てを出し尽くしてくれた最強助っ人というか最強選手です。2017年に日本一になれたのはサファテのおかげです!」(49歳・女性)
4位 バレンティン 54票
10年代、屈指のホームランバッターとして活躍したバレンティンが54票で4位に。
11年からヤクルトに加入したバレンティンは、驚愕のパワーで3年連続ホームラン王を獲得。特に13年は6月以降にハイペースで本塁打を積み重ね、7月からは独走状態に。9月11日の広島戦で王貞治らが持つシーズン55本に並ぶと、同15日の阪神戦で日本新記録となる56号ホームラン。最終的にシーズン本塁打記録を60本まで伸ばし、最下位球団からは初となるリーグMVPにも輝きました。
「前人未到の60ホーマー、これだけで他に理由はいらない」(35歳・男性)
「いきなり5本もシーズン最多本塁打記録を更新。記録に残る=記憶に残るという良い例だと思います。ハマスタでバットを折りながらもスタンドインさせるのを現地で目にした時は、ベイスターズ投手陣がバレンティン選手を打ち取るシーンを想像することが出来ず絶望感しかありませんでした」(49歳・男性)
「最強助っ人なら、やっぱりバレンティンか。スイングの豪快さ、速さ……。空振りでも、見応えがあったなー。敵ながらあっぱれー!」(45歳・女性)
「外国人打者に求められるのはホームランであり長打。130試合でシーズン最多本塁打記録(60本)、最高長打率(.779)はまさに金字塔。日本で成長し、長く活躍したのも高評価」(50歳・男性)
「プロ野球本塁打記録を塗り替えた2013年は感動したし、ヒーローだった。打席に入ればホームラン打ってくれるんじゃないかとドキドキできて楽しかった」(29歳・男性)