1位　羽生結弦（14ソチ、18平昌）　3049票

2018年平昌五輪の羽生結弦　©JMPA

　堂々の1位に選出されたのは、2014年のソチ五輪と2018年の平昌五輪を連覇したフィギュアスケート男子の羽生結弦選手です。北京五輪では3連覇こそ叶わなかったものの、果敢にクワッド（4回転）アクセルに挑戦し、史上初めて公認大会で認定を受けました。

　アジア人初の男子シングルでの金メダル、男子66年ぶりの五輪2連覇など、羽生選手が打ち立てた偉大な功績はあらためて振り返るまでもないでしょう。怪我からの約4カ月ぶりの復帰戦となった平昌五輪での連覇は、日本中の感動を誘いました。

「平昌五輪の大怪我が完治していない中でのあの演技。テレビの前で感動の余り号泣してしまいました。子供の頃からフィギュアスケートを見ていましたが、感動して涙が出たのは初めてでした。それくらい心に響く演技でした」（53歳・女性）

「平昌の時は小学生、元々ファンだった私はプーさんを抱えながら大興奮し号泣したことを鮮明に覚えています。怪我からの復活、ぶっつけ本番でのオリンピック連覇、まさに歴史に残る名場面だと思います」（16歳・女性）

「羽生選手はどの演技も素晴らしいのですが、特に平昌は本物だけが持つ圧倒的な美しさ、強さ、魂の演技に震えるほど感動しました」（60歳・男性）

「ソチは衝撃でした。日本人にこんなフィギュアスケーターがいるのか……と。平昌では奇跡としか言えない大怪我からの金メダル。これ以上のスケーターは今後出てこないかもと思わせてくれる選手です」（32歳・女性）

2014年ソチ五輪で金メダルを獲得した羽生結弦　©JMPA

　平昌五輪後の2018年には、個人史上最年少で国民栄誉賞を受賞した羽生選手。類まれな意志の強さや他人思いの人柄も、圧倒的な支持を集めた要因のようです。

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