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その起源はPRIDEにあり。本格的PPV時代が到来する?
posted2022/01/14 07:00
昨年10月の『RIZIN LANDMARK』の第1回大会。朝倉未来らが小規模なスタジオで試合を行い、有料配信された
text by

布施鋼治Koji Fuse
photograph by
RIZIN FF/Susumu Nagao
2021年に日本の格闘技界で起こった大きな出来事といえば、PPV(番組課金方式)が改めてクローズアップされたことが挙げられる。プロボクシングでは12月の井上尚弥の世界戦からPPVをスタート。同選手の国内世界戦では初めて地上波中継がなかったことが話題を呼んだ。
一方、格闘技では'97年10月のPRIDE旗揚げからその歴史がスタートしている。ある格闘技関係者は「格闘技はPRIDEとともにPPVで観る文化として根付き始めた」と分析する。なぜ昨年から再び注目を集め始めたかといえば、同じPPVでも形態がテレビによる「放送」からネットによる「配信」に変わったからにほかならない。
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