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《男子バレー》イラン戦チーム最多30得点! 西田有志に備わった強烈スパイク、サーブだけじゃない武器とは? 

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岩本勝暁

岩本勝暁Katsuaki Iwamoto

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photograph byKaoru Watanabe/JMPA

posted2021/08/03 06:00

《男子バレー》イラン戦チーム最多30得点! 西田有志に備わった強烈スパイク、サーブだけじゃない武器とは?<Number Web> photograph by Kaoru Watanabe/JMPA

29年ぶりの五輪8強を決めたイラン戦。最多30得点を叩き出した西田は、磨き上げてきたブロックでも貢献した

 イラン戦の勝利は、主将の石川が求めてきた“個の力”の結晶だった。西田は試合後、テレビカメラの前でこう言った。

「自分の鳥肌が立つ試合は初めてだった」

 29年ぶりの決勝トーナメント進出は、偉業と言って間違いない。だが、果たして日本は、イラン戦を含めた5試合で全てを出し切ったのか。どうやら違う。もし、これまでの戦いが100パーセントだとしたら、準々決勝で対戦する前回王者のブラジルには到底太刀打ちできないだろう。

 日本にはまだ可能性がある。あると信じている。

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