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藤井聡太二冠に挑む渡辺明名人、勝利した“地球代表”深浦康市九段もスゴい… “観る将”マンガ家が描く「5月の将棋ハイライト」
text by
千田純生JUNSEI CHIDA
photograph byJunsei Chida(illustration)
posted2021/06/02 17:01
マンガで描く5月の将棋ハイライト。全イラスト3枚は関連記事からご覧になれます!
対局を見ていると、クスッとするポイントが
そんな対局を長時間見てると、ちょっとクスッとするポイントもあります。順位戦では三浦九段が盤から少し離れたり席を外すと、奥の方で対局に臨んでいる木村九段の姿が。遠近法で小さくなった木村九段と藤井二冠が戦ってるように見えてしかたなかったです(笑)。
ちなみに叡王戦では一般申し込みで「見届け人」を募集しているそうで、行方九段との対局を間近で見られていたファンの方の姿に、夫婦ともども「ああ、うらやましい。いつかあの席に座りたい……」と話してます。
あと昨年のABEMAトーナメントで「チームバナナ」として共に戦い、研究仲間であるという永瀬王座との一局では、スーツをたたむタイミングがシンクロしてました。チームバナナ好きの妻は「ここでも息ピッタリだなんて!」とテンション上がりまくってました(笑)。
前述しましたが、棋聖戦と王位戦の挑戦者がそれぞれ渡辺名人と豊島竜王。藤井二冠にとって大きな試練になるかと思いますが、1秒も見逃さないつもりです。(構成/茂野聡士)
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。