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【ダービー】「何かやんなきゃまずいかなと」安藤勝己がキングカメハメハで初制覇したとき感じたこととは?
posted2021/05/25 11:45
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Sankei Shimbun
雑誌「Sports Graphic Number」と「Number Web」に掲載された記事のなかから、トップアスリートや指導者たちの「名言」を紹介します。今回は2004年にキングカメハメハでダービーを制した安藤勝己騎手にまつわる3つの言葉です。
<名言1>
前はGIはどれも一緒だと思ってたけど、去年3着に負けて、その横で、勝ったデムーロがすごい歓声で迎えられるのを見ていて、やっぱりダービーは違うなあと思ったね。
(安藤勝己/602号 2004年5月13日発売)
◇解説◇
安藤が地方競馬から中央競馬に移籍した初年度の2003年、ダービーを制したのはミルコ・デムーロ騎乗のネオユニヴァースだった。
同レースでザッツザプレンティに騎乗し3着に敗れた安藤は、ダービーは特別なものという印象を持ったのだという。くしくもこの発言の直後、2004年のダービーをキングカメハメハで制することになる。
では、実際にダービージョッキーになってみると安藤はどう感じたのか?