SCORE CARDBACK NUMBER

日本グランプリの継続が決定。2021の壁を超え、未来につなぐ。~F1界のコロナ対策~

posted2021/05/14 08:00

 
日本グランプリの継続が決定。2021の壁を超え、未来につなぐ。~F1界のコロナ対策~<Number Web> photograph by HONDA

リモート会見に臨んだ3氏。(左から)モビリティランドの田中薫社長、ホンダの渡辺康治本部長と長井昌也部長

text by

今宮雅子

今宮雅子Masako Imamiya

PROFILE

photograph by

HONDA

 4月24日、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは、日本GPの開催契約が2024年まで延長されたことを発表した。ホンダが撤退しても、F1は鈴鹿を走り続ける――この発表をF1界と世界中のファンが歓迎した。空力マシンが世界屈指のコースを駆け抜ける姿は、シーズンに不可欠な要素なのだ。

 ただし、政府のコロナ対策にもどかしさばかりを感じている日本のファンにとって気がかりなのは、当然、ホンダにとって最後になる今年の日本GPが無事に開催されるか否か。

 モビリティランドの田中薫社長は「オリンピックがひとつの大きな節目になる」と語った。コロナ禍において海外のアスリートや関係者をどう迎えるか? という難題に日本が“答え”を示すことができれば、多くのスポーツに道が開ける。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 593文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

関連記事

F1の前後の記事

ページトップ