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大谷翔平、防御率1.04+MLB公式「荒れたけど上出来」も満足せず… メジャー最強打者が「二度と対戦したくない」剛腕のスゴみ
posted2021/04/22 06:00
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Getty Images
雑誌「Sports Graphic Number」と「NumberWeb」に掲載された記事のなかから、トップアスリートや指導者たちの「名言」を紹介します。今回は「ピッチャー大谷翔平」にまつわる3つの言葉です。
<名言1>
ピッチングにしてもバッティングにしても、自分の形をどれだけ高いレベルでできるのかなっていうところに楽しみがある。
(大谷翔平/Number904号 2016年6月16日発売)
◇解説◇
当時、日本プロ野球史上最高速となる163kmをマークした時の大谷翔平のコメントだ。2016シーズンはバッターとしても前半戦終了時点で打率.331、10本塁打を記録するなど絶好調だった。
「常に結果は欲しいですよ。それは1年目からそうでした」と大谷は言う。
「でも、だからと言って結果を残さなきゃ、というプレッシャーは感じませんでした」自分の形で投げて、打てれば、結果は自ずとついてくる──。この時点で、大谷は日本でプロ4年目。その二刀流は確実に切れ味を増していた。
メジャー4年目、バッティングと走塁で大活躍
そして2021年、メジャーリーグ4年目を迎えた大谷は、再びのレベルアップを我々に見せてくれている。打者としては打率3割台、すでに4本塁打など長打を連発。走っても盗塁成功に好走塁での得点など、好調エンゼルスの主軸打者と呼んで差し支えない活躍だ。
それに加えてローテーション投手としての期待もされるのだから、恐るべき才能である。