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懐古主義より未来志向で。20周年でも不変のDEEP魂。~『RIZIN』出場への道も~

posted2021/03/07 07:00

 
懐古主義より未来志向で。20周年でも不変のDEEP魂。~『RIZIN』出場への道も~<Number Web> photograph by DEEP

元谷(左)は昇侍に1R2分8秒、チョークスリーパーで鮮やかな一本勝ち。元DEEP2階級王者の存在感を示した

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布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

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DEEP

 新型コロナウイルス拡大のせいで記念パーティーは中止に。出場全選手による記念撮影も密を避けるために諦めざるをえなかった。

 それでも、20周年とナンバーシリーズ100回を記念して、2月21日東京・TDCホールで開催された『DEEP100』は熱戦の連続だった。出場選手の年齢は18歳の新人から40過ぎのベテランまで幅広く、マッチメークもかつて“格闘技のオモチャ箱”と形容された団体らしくバラエティに富んだものとなった。

 歴代王者4名によるグラップリングルールのタッグマッチは、DEEPの歴史の重みをひしひしと感じさせてくれた。DEEPで王者になったあと、古巣のお笑いタレントにUターンした松本晃市郎はプロゲーマーとしても活躍中。この一戦を裁くため久々に国内の格闘技イベントに参加した島田裕二氏は、千葉県で保育園の園長に収まっていた。

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