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武豊「ギムレットで乾杯」に憧れ競馬界に入った青年が明かす秘話「ダービーをかけたレース前、ユタカさんは…」 

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平松さとし

平松さとしSatoshi Hiramatsu

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posted2021/01/30 17:01

武豊「ギムレットで乾杯」に憧れ競馬界に入った青年が明かす秘話「ダービーをかけたレース前、ユタカさんは…」<Number Web> photograph by Satoshi Hiramatsu

フェブラリーSを優勝したモーニンと濱名浩輔

馬が「この人に担当してもらえて良かった」と思えるように

 モーニンとのコンビでは18年には韓国へ遠征。コリアスプリントも優勝した。濱名助手は言う。

「僕らは毎年、色々な馬を担当させてもらっています。でもモーニンからすると、トレセンで頼れるのは僕だけです。それはどの馬も同じです。だから馬が『この人に担当してもらえて良かった』と思えるようなホースマンになりたいと、常に考えています」

 石坂正調教師は現在すでに70歳で、この2月での定年が決まっている。当然、濱名助手は別の厩舎へ転厩する事になるわけだが、どこへ行ってもその信念は変わらず持ち続ける事だろう。

 ちなみに今週末、モーニンが根岸Sを勝ったのと同じ1月31日に、濱名助手は中京競馬場に2頭の担当馬を送り込む。刈谷特別のラインハイトとメインのシルクロードS(GIII)のラヴィングアンサーだ。そして、同じ日に、東京競馬場では根岸Sが行われる。果たして今年はどこでどんなドラマが生まれるだろう。注目したい。

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