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阪神、ボーア不在も3連勝&勝率5割なるか?
43歳福留の存在感、ファインプレー&犠飛2本!
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKyodo News
posted2020/07/19 21:07
ボーアの代わりに5番に入った福留。ファインプレーやバットで存在感を発揮した。
<7月19日 セ・リーグ>
阪神ー中日
右臀部の張りを訴えたボーアが今季初めてベンチ外となった阪神。主砲不在の中、阪神は序盤から攻勢を仕掛けた。
近本が3試合ぶりのヒットで出塁、10試合連続安打中の糸原が四球を選んでチャンスを広げると、こちらも好調の3番サンズがレフト前へ。その後、4番大山のタイムリー、5番福留はきっちり犠牲フライを放って3点を先制。今季2勝の梅津&A・マルティネスの中日バッテリーを早々に攻略した。
一方、7月に入って白星が続いている阪神左腕・岩貞は、この日はやや不安定な立ち上がり。ビシエドにホームランを浴びるなど、球数が90球を超え、同点のまま4回裏に代打が送られた。だが、阪神はそこから満塁のチャンスを作って梅津をKOすると、中日2番手・藤嶋の2者連続押し出し四球やまたも福留の犠牲フライなど、ノーヒットで3点を勝ち越した。
さらに糸原が11試合連続安打でチャンスを広げた6回裏、続くの福留のポテンヒットがタイムリーとなるなど、運も味方につけて着実にリードを広げた。試合は6回を終了し、阪神が4点のリードを守っている。
一時は借金を「8」まで増やした阪神だったが、今日勝てば勝率5割に。さらに前回、敵地で3タテを喫した中日相手に、借りを返す3連勝となるか。