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サンズ&糸原タイムリー!糸井走らず、ボーアは激走!
阪神、中日に今季初勝利&4位浮上!
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKyodo News
posted2020/07/17 21:14
阪神・サンズ[撮影別日]
<7月17日 セ・リーグ>
阪神ー中日
中 0 0 0 1 0 0 0 0 0 : 1
阪 0 0 3 0 0 0 1 0 × : 4
勝:青柳 3勝1敗
S:スアレス 4S
負:大野 3敗
昨晩の逆転勝利で最下位脱出となった阪神は、不調の近本をスタメンから外し、糸井を1番、好調のサンズを3番に起用した。打順の組み換えが功を制したのか、昨季ノーヒットノーランを達成された中日・大野に対して、3回裏に幸先よく3点を先制。サンズのタイムリーなども飛び出し、天敵を早々に攻略した。
投げては先発の青柳が好投。4回に中日ビシエドに一発を食らうも、その後は要所を抑えるピッチングで追い上げを阻止。7回97球で被安打は4。内野ゴロの山を築いた。
2点リードで迎えた7回裏、この日猛打賞となった糸原のタイムリーで追加点を奪い、大野をKO。その後、岩崎とスアレスの継投で逃げ切り、中日に今季初勝利。これで甲子園連戦3カード連続で初戦を白星で飾り、順位も4位に浮上した。
糸井は通算300盗塁に王手がかかるも、機会に恵まれず記録更新は今日もお預け。人気者ボーアは6回裏に痛烈なヒットを放つと、果敢に2塁を狙う激走で甲子園を沸かせ、最後はファインプレーでゲームを締めた。