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楽天エース則本昂大、突然の乱調。
5回10被安打5失点、連勝ストップ4勝目ならず。
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKyodo News
posted2020/07/17 20:03
楽天・則本昂大[撮影別日]
<7月17日 パ・リーグ>
楽天-西武
2連勝中の楽天、この日はエース則本昂大が先発した。則本はここまで3勝無敗、防御率0.98と好調なピッチングでリーグ首位に貢献。この日も西武打線を抑える投球が期待された。
1回は12球三者凡退で抑え好調な立ち上がりに見えたが、2回にデッドボール、フォアボールを連続で出して無死一、二塁。その後中村剛にヒットを打たれて無死のまま先制点を許した。続く栗山からもタイムリーが出て追加点、さらにスパンジェンバーグがヒット、木村文も初球からタイムリーと怒涛の4連打で3点を奪われる厳しい展開となった。
3回には山川にホームランを打ち込まれて4失点目、その後も高めの球が続き、森に中前打、中村剛にはタイムリーツーベースと3連打を浴びて計5失点。
その後はランナーを出しながらも無失点に抑えたが、5回を終えて10被安打、5失点、球数が100球という悔しい内容で勝ち投手の権利を得られぬままマウンドを降りた。