大野均の名言
パスもキックも下手でしたから。
大野均(ラグビー)
2020年5月、現役引退を発表した大野は異能のラガーマンだ。ラグビーを始めたのは大学時代で、なおかつ有名校ではない日大工学部。3、4年生時には日の当たらない東北地区大学リーグ2部にいた男が、日本人ロックとして3度のW杯出場を果たし、日本代表史上最多98キャップの記録を持つまでに大成したのだから、人生とはわからない。42歳まで長く現役を続けられた理由として挙げたのは“不器用さ”。巨体ながら低く突き刺すタックルを磨き、倒れてはすぐに次のタックルポイントに向かう。それを愚直に反復し、チームの信頼を得たのだ。
Number1005号(2020/06/18)
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