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藤井聡太、棋聖戦第3局、史上最年少タイトルへ
戦型は「定番」、“勝負飯”は意外なチョイス。
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by日本将棋連盟
posted2020/07/09 12:22
藤井聡太七段(撮影別日)
9日午前9時、藤井聡太七段が渡辺明棋聖(棋王・王将と合わせて三冠)に挑戦するヒューリック杯棋聖戦5番勝負第3局が開始された。
藤井七段はすでに2勝を挙げており、この対局に勝てば史上最年少の17歳11カ月でタイトルを獲得することになる。
先手番の藤井七段は初手2六歩と突き、その後、得意とする「角換わり」の戦型を選択した。対局は猛スピードで進み、両者の研究の深さをうかがせた。
藤井七段が77手目を考慮中に昼食休憩に入った。
昼食は渡辺棋聖が「天ぷら御膳」、藤井七段が「冷豚しゃぶサラダ定食」をチョイスした。
2人の対戦成績はこれまで3局あり、藤井七段の3勝0敗。ただし、渡辺棋聖は過去に登場した33回のタイトル戦でストレート負けを喫したことはない。
藤井七段が3連勝で偉業を達成するか。注目の対局は13時に再開され、本日夜には終局する予定だ。