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具志堅用高もついに白旗。
コロナ禍で加速するジムの淘汰。

posted2020/06/24 07:30

 
具志堅用高もついに白旗。コロナ禍で加速するジムの淘汰。<Number Web> photograph by OKINAWA TIMES/KYODO

2018年のWBC世界フライ級王座防衛戦で計量失格により 王座を剥奪された比嘉(右)。今春に具志堅の元を離れた。

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前田衷

前田衷Makoto Maeda

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OKINAWA TIMES/KYODO

 白井・具志堅スポーツジムが7月一杯で閉鎖に追い込まれた。あの具志堅用高会長(64歳)が「気力・体力ともにこれまでのように情熱を持って選手の指導にあたるには難しい年齢になったこともあり、ここが潮時と決断」したと公式サイトで撤退を宣言。これには驚きの声が上がったが、業界の反応はといえば、「やっぱり……」なのである。

 近年、タレント業が超多忙になった具志堅会長は、東京・西永福のジムにほとんど姿を現さない。沖縄出身の期待の星も含め何人もの選手が他のジムに移籍し、トレーナーも去って行った。創立時から支えた同じ沖縄出身の元世界王者・友利正チーフトレーナーも辞めざるを得なくなっては、ジムの崩壊もあっけない。

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