内村航平の名言 

世界で一番練習した者が世界一になる。

内村航平(体操)

内村が初めて世界の頂点に立ったのは、2つの銀メダル(男子団体、男子個人総合)を手にした北京五輪後の2009年秋、ロンドンで行われた世界選手権だった。この時、決勝の6種目のうち、平行棒にだけミスが出た。バーの硬さと太さに戸惑い、技が途切れてしまったと振り返っている。つまり、成長途上でつかんだ日本人史上最年少王者だった。「この内容では3年後に金メダルを獲れない」。世界の頂点に立ちながらも危機感を抱いた内村は、そこから練習の鬼になった。向こう10年近く、世界のトップに立ち続けることになる。

Number1000号(2020/03/26)

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