平尾奎太の名言
藤浪は大観衆の甲子園でさえ、“自分の場所”と思っているような雰囲気でした。
平尾奎太(高校野球)
球界が激震した藤浪晋太郎の新型コロナウイルス感染。復活に向けて調整を続けていた大型右腕は思わぬ形で注目を集めることとなった。だが、自らの異変をいち早く察知し、症状を公表することは立場のある人間からすれば、勇気がいる行動だろう。かつて、藤浪とともに史上7校目となる春夏連覇を達成した大阪桐蔭の一員である平尾(Honda鈴鹿)は、今でも甲子園のマウンドで輝く「背番号1」の姿を鮮明に覚えている。平尾も腎臓の難病という困難を乗り越えてメンバー入りをつかんだ過去を持つ。現在もプロの舞台で投げ合うことが目標と語り、「きっかけさえ掴めれば、すぐに戻ってきますよ」とエールを送った。エースの復活を今でも信じてやまない。
Number958号(2018/08/02)
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