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「稲垣さんの連続写真を載せましょう!」
石川遼×稲垣吾郎の止まらないゴルフ談義。
posted2020/03/03 15:00
text by
寺島史彦(Number編集部)Fumihiko Terashima
photograph by
Ayako Masunaga
――実はNumberがゴルフの特集を組むのは23年ぶり(416号「ミラクル・キッズの時代」)です。
石川(遼)「23年ぶり! ジャンボ(尾崎)さん以来ですか?」
――その時の表紙はタイガー・ウッズでした。
稲垣(吾郎)「そうか、タイガーか。でも女子も盛り上がっているし、今年はオリンピックもあるし」
石川「ゴルフ特集って、全ページじゃないですよね? えっ、70ページも!」
稲垣「じゃあスイングの連続写真とか、出るんですか?(笑)」
石川「稲垣さんの連続写真載せましょうよ!」
――それ、すごくいいですね(笑)。
稲垣「まあ、連続写真は冗談として(笑)。それにしてもNumberさん、23年ぶりゴルフ特集とは! そんな記念すべき号に呼んでもらえてよかった」
石川「光栄です」
予想をはるかに超えたゴルフ談義。
発売中のNumber998号で実現した石川遼×稲垣吾郎の対談は、本編では掲載されなかった、こんな会話で始まった。
稲垣さんは、知る人ぞ知るゴルフ愛好家だ。ゴルフを始めて15年以上で、その腕前も確か。Numberで連載されている「語ろう!2020年へ 新しい地図×Paralympic Athletes」でゴルフについて話すことも多い。
一方の石川選手は2018年から日本ゴルフツアー選手会長を務める('20年1月から副会長に)など、アマチュア時代の'07年に15歳で鮮烈な優勝を飾って以来、第一線を走り続けている男子ゴルフ界の顔だ。昨年は3年ぶりの国内ツアー優勝を飾り、今年の東京五輪出場を目指す。
お互いに多忙を極める中、「じっくり語り合うのは今回が初めて」(稲垣)という2人がどのようなゴルフ談義を繰り広げるのか――。
結論から言えば、その熱気は編集部の予想をはるかに超えるものだった。